ご相談内容のコーナー 23961


通院時のこと。

1:たかひろ:

2013/08/07 (Wed) 10:36:45

初めまして。

パニック障害の事を調べている時、こちらのブログを拝見しました。
私の妻は先日病院でパニック障害と診断を受け、薬をのんでいます。
ただし過呼吸や胸の痛みなどは1年前から出ている状況で今年のい1月から通院を初め最初はストレスからくるものの症状とだけ聞いていました。
しかし、半年たってからパニック障害と診断を受けた状況になります。
明日初めて一緒に病院に行くのですが、どういったことを病院の先生に聞いておいたらいいか助言頂ければ助かります。
ちなみに結婚したのは今年の5月でそれまでは僕もストレスからくる症状だと思っていました。
2:よっし~ :

2013/08/07 (Wed) 11:52:04

たかひろさんへ

ご相談ありがとうございます。
パニック障害は度重なる「精神的ストレス」により、引き起こされるものです。
ですから、病状は「悪化している」ことを認識していただきたく思います。

 「悪化」理由は、奥様の「考え方」が「自分よりも周りを大切にする」ことを重視してしまうことにあると思われます。
 すなわち、「自分を大切にする考え方」がわからない状況です。

 ご質問に話を戻しますが、先生に聞いておくべきことは、「奥様の気になること」です。たかひろさんが気になることを聞いていただいてもらってもかまいません。

 治療における第一ステップは、「医者との信頼関係の構築」です。
 パニック障害は、「原因不明の不安」に悩まされます。
 その理由を奥様は「推測する」ことを今後していくことになります。
 そして、この「推測する」ことが「現実」と思いこんでしまうことが病気なのです。
 ですから、「現実」は「推測とは違う」という「体験」こそが「治療」になります。
 その時、「体験なしでも奥様が納得できる答え」を見つけることが一番楽なことです。
 その手助けをするのが、「病院の先生」であることをお見知りおきください。
 最初はお互いに面識もなく、奥様は「不安」になります。
 奥様は「不安」であるために、その先生が良い先生なのか、悪い先生なのか判断することができません。
 ですから、たかひろさんが先生の良いところを探し、奥様に話すことが大切です。
 奥様自身で信頼できるようにするためにも、奥様の気になることを事前に確認し、先生に救ってもらう考え方をいってもらえることがあれば、奥様は「自分のきもちをわかってくれる」と感じ、「先生を信頼する」ことができるようになります。
 もう一度いいますが、大切なことは「いい先生を探す」ことではなく、「先生を信頼する方法を探す」ということです。
 そのためには、奥様が信じているたかひろさんの言葉をそのまま奥様は受け入れます。
 今の奥様は自分にむけられた言葉ではない時、たかひろさんの言葉をすべて正しいという理由を探すことを忘れないでください。
 たかひろさんの言葉は奥様の理性になります。奥様は感情を伝えることはできますが、何をどうすればいいのかはすぐに考えられません。
 ゆっくり奥様のお話を聞いてあげてください。
 奥様の考える「原因不明の不安」は、奥様はすべて過去のことで考えます。
 一見は「被害妄想」に感じるかもしれませんが、すべて「過去の不安」なのです。
 これを「現在」、そして「未来」へとかえていき、「未来も安心」と思えた時、病気は治ります。
 うまくやれば、6ヶ月~1年で治すこともできます。ただし、奥様が「苦しい」ことを我慢して、「楽」に変えた時です。
 最初は奥様にはどうすればいいかわからなくなり、過呼吸が多いかもしれません。
 しかし、「大丈夫、大丈夫、すぐに楽になれるからね」と「安心」できる言葉を伝えることで、奥様は「安心」できるようになり、「過呼吸」も次第に減ります。
 大切なことは、「責める言葉」ではなく、「救う」言葉です。
 色々戸惑うこともあると思いますが、たかひろさんが「前」を見て歩くからこそ、奥様もたかひろさんを真似して「前」へ歩いているということをお忘れないを。
3:たかひろ:

2013/08/07 (Wed) 12:19:57

いくつかご相談したいことがあるのですが、彼女自身がやりたいことは多少しんどくても頓服をのんでいくのですが、それをすべてさせていいのかわからないです。
明らかにしんどそうなことは止めているのですが止めると数日間落ち込みが続きます。私的には妻のことを考えてしているのですが行かしたほうがいいのでしょうか?止めることでストレスになり回復が遅れるのでないかと心配にもなります。
4:よっし~ :

2013/08/19 (Mon) 12:00:26

たかひろさんへ

 結論から申しますと、奥様がやりたいことはやらせてあげる方が望ましいです。
 今の奥様は、「自分を試す」ことで、「何がどこまでできるのか?」を知ろうとしている段階であるともいえます。
 もちろん、失敗することもあるでしょう。たかひろさんがここまでと思えば、奥様がへこんでも止めることは悪いことではありません。
 たかひろさんが止めることにより、「ここまでしかできない」ということを奥様に教えていることになります。
 悪いことは「奥様を苦しめたと、たかひろさんが自分自身をせめない」ということです。
 大切なことは、「奥様を心配する」ということ、「やばいと思ったらすぐに連絡してくれれば助ける」ということを伝えると、奥様は心身ともに楽になる傾向になります。
 奥様が自身が正しい判断ができなければ、いつまでも病気の改善はできません。
 たかひろさんも苦しいでしょうが、それが「見守る」ということです。
 残念ながら、介護側にできることなどほとんどありません。できることは、諦めそうになったら励ましてあげたり、話をきいてあげるということだと私は思います。 

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